リハと介護の転職

夜間専門学生が介護バイト!メリット・デメリット・注意点を体験談をもとに解説!

こちらのコンテンツは、夜間学生として「入学を考えている」「入学が決まっている方」「入学しているが介護バイトに興味がある方」に向けて、以下のような情報を発信しています。

・介護士として働くメリットやデメリット、注意点

・実際に働いたことのある私や周囲の体験談

・無料で介護資格を取得する方法

・都道府県別に活用できる介護の転職エージェント

以上のような内容が記載されています。これから夜間学生として昼間も介護士として働きたい方は是非参考にされてください。

 

目次

夜間部学生が介護士として働くメリット

 

① 医療系学生の場合は実習に取り組みやすい

医療系専門学校にも様々な種類があります。

医療従事者に共通して言えることは、高齢者と関わる機会が多いということです。

実習前に介護士として働いた経験は、高齢者との接し方などの対応力やレポートなどの課題を出された時も特徴を把握しやすいことから、実習に取り組みやすいというメリットが生まれます。

 

② 学費や生活費に充てられる

学費は奨学金で支払うという方が多く、その他の生活費は働いたお給料で賄っています。

働くという苦労はありますが、私もこの方法でなんとか、夜間の専門学校を卒業し資格を取得することができました。

また、夜間の学校に通い介護士として働きやすい施設があります。施設をお探しの場合は以下をご参照下さい。

夜間学生が働きやすい介護施設

 

③ 忍耐力が身に付く

昼間は介護の仕事をし夜は学業といった生活には、忍耐力が必要です。

介護の職場では人間関係もうまく構築しなければ、仕事をこなすことができないという場合も多いため、これを乗り越えると実習や資格取得後はもの凄く、精神的にも強くなることができます。

昔の自分であれば、毎日休みたいと思っていましたが…資格習得後、過酷な経験もあってか、現在5年間勤めている会社を休みたいという思った日は一度もありません

介護士と作業療法士では仕事内容は異なりますが、少なくとも忍耐力がついたことで、会社を休みたいと思わなくなったのかもしれません。

 

④ 就職に役立つ

新卒が欲しいという企業もありますが、社会を経験したことのある人材が欲しいという企業もあります。

私の場合、経験者優遇と記載されている施設へ面接に行きました。本来であれば、資格を保有してその職種で働いたことのある方が、採用されやすいですよ。という意味ですが、経験者枠は新卒採用より給与が高かったため、あえて経験者枠を狙いました。

結果は…

 

一発合格!

 

内定後に人事へ採用してくれたきっかけを伺うと、「2名を正規職員として募集したが、本当は2名とも経験者を採用する予定だった。しかし、過去に介護職をしていたという経験と仕事をしながら学業を両立させたということに評価が高かった」

このようにおっしゃってくれました。

介護職をしていたということと学業と両立したことを評価してもらえる企業もあります。

 

⑤ 周囲の良い影響を受けやすい

夜間部で資格取得を目指す方には、社会人経験者の方が多く、高卒で夜間部に入ってくる学生はほとんどいません。

また、医療系の資格を目指す方々の多くが介護職に従事しています。

そのため、悩みを共有しやすく志の高い方が多いため周囲に影響され、勉強もはかどります!その結果が国家試験として現れています。

以下の理学療法士・作業療法士の合格率をご覧ください。

参照:平成29年PT・OT学校養成施設カリキュラム等改善検討会

昼間部より夜間部の方が合格率を上回っています。

 

夜間部学生が介護士として働くデメリット!

夜間学生介護士デメリット

老健についてもっと詳しく

 

① 慣れるまでは肉体的に辛い

私の実体験ですが、慣れるまで肉体的疲労が押し寄せます。私の場合、昼間は6時間働き、片道120キロの道を3時間かけて運転し、そこから授業を受けてまた3時間かけて帰るという日々の繰り返しでした。

仕事や授業に関しては、特に辛さはありませんでしたが、車の運転に往復6時間ほどかけていたため、そこに肉体的疲労を感じていました。

しかし、1年もすれば慣れて学校にも友達ができそれなりに楽しかったため、苦痛を感じることは少なくなりました。

 

② 勉強できる時間が減る

良く昼間に働いている夜間学生は勉強する時間が無いと言われていますが、環境によってはできます!

例えば、私のように往復6時間かけて通学する者や家族がおり育児も大変な方など、特殊な場合を除いて勉強時間は確保できます。

ここでは、昼間部の学生と比較して勉強する時間が減るという意味です。

しかし、先ほど紹介した昼間部と夜間部の国家試験合格率を比較してみると、夜間部の方が高いため、勉強時間が減るとしても、その他の時間でそれぞれがカバーしています。

もっと夜間部学生の体験談を知りたい方は以下をご覧ください。

夜間部学生の体験談をもっと詳しく

 

③ 遊ぶ時間がほとんど無い

平日は仕事と学校、週末は休みという方でも遊ぶ時間はほとんどありません。

昼間に仕事をしている分、取り戻す作業が必要になります。

週末も勉強してなかったという卒業生もいますが、国家試験前や実習時に必ず苦労します。

天才は別ですが…

そのためには、週末に勉強をしなくてはいけません。

しかし、この取り戻すような時間は週末だけではありません。専門学校にも夏休み、冬休み、春休みが1ヶ月ずつ程度あります(学校によって異なります)

この長期休み期間中に働きながらになりますが、取り戻すことは可能です!

 

夜間専門学生が介護士として働く5つの注意点

夜間学生働く注意点

 

① 資格を取得しよう

働く前にホームヘルパー2級(初任者研修)の資格を取得しておくことがおすすめです!

資格を取得することで、求人数も増え最適な職場を探すことができ、もらえるお給料も高い場合も多いためです。

また、働く介護施設によっては、ホームヘルパー2級の介護資格を必要とする施設もあります。(夜間学生におすすめの介護施設はコチラ)

一方、資格を取得するのも5〜10万ほどお金が必要です。

そこで、以下に無料で資格取得できる介護の転職企業を紹介いたします。

 

企業名 登録欄 詳細記事

【かいご畑】

かいご畑

無料で資格取得できる!

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【きらケア】

介護の派遣が業界NO.1!

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上記2つの転職企業から転職すると、無料で資格取得することができます!

 

② 学業優先に!

仕事と学業を両立させなければいけませんが、その中でも学業は優先です!

働いて、両立できない方は仕事の時間を減らすなどの対策し学業を優先させましょう。

働かないと生活費や学費が足りず、両立も難しいという方は奨学金を借りるなど対策も必要です。

 

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③ 介護施設選びは慎重に

介護施設にも様々な種類があります。ご自分のライフスタイルにあう施設を探すことが大切です。

また、施設内の人間関係も仕事と学業の両立に大きく影響するため、そのような施設選びを行わなければいけません。

しかし、どうやって探すの??という話になるので、詳しくは以下のコンテンツをご参照下さい。

夜間専門学生が働きやすい介護施設

 

④ 施設に条件を交渉しよう

入職前に施設側へ条件を交渉しなければいけません。バイトであってもその旨を伝えてから入職しなければいけません。

正社員として働く場合の条件

・残業が無く必ず17:30までには終わる

・学校と職場と家が近い

・3交代制の施設の場合、平日は日勤と夜勤のみの業務にしてもらえるかなど職場の協力を得ることができるか

・有給は使える職場か

・最終学年の実習中は休職できるか

しかし、採用されにくい場合もあります。そのような時は、介護の転職エージェントを活用しましょう。

転職者に変わって面接前に条件を交渉し最適な職場を案内してくれます。

介護の転職エージェントを探す

 

⑤ 実習中や国家試験前は働けません

最終学年に実習が増えて国家試験も合格しなければいけないため、最終学年は働かない方も多くおられます。

しかし、私の場合は最終学年も働き、実習期間を除く国家試験1ヶ月前まで働いていました。

そこで、生活費や学費をなんとか貯めることができ卒業できました。

そのため、最終学年に苦労しないために一定の貯金を必要とします。

 

夜間学生に昼間の介護バイトは無理??

結論からお伝えすると可能です!むしろ昼間に介護バイトをすることをおすすめします。

私は、夜間のリハビリ専門学校(作業療法学科)に4年間通っていました。

平日の昼間は介護のバイトをして、夜は学校で授業を受けて、実家近くに学校が無かったため、片道3時間(約120Km)を往復という生活を続けていました。

私の1日のスケジュールは以下の通りです。

※下にスクロールできます⬇︎⬇︎

07:00〜 起床

08:00〜 出勤(介護バイト)

15:00〜 終業し通学開始!

18:00〜 3時間かけて学校に到着

18:15〜 授業開始

21:40〜 授業終了し帰宅のための移動

00:30〜 帰宅し入浴

01:30〜 就寝

 

夜間専門学生が働きやすい介護施設

 

 

都道府県別に活用できる介護の転職企業

右にスクロールできます>>>>>

 

 

まとめ

夜間学生に介護バイトはおすすめです。

実習だけでなく、資格取得後にも必ず役立ちます。

しかし、優先すべきは学業のため無理のないように、介護バイトを行える環境を作りましょう。

 

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