リハと介護の転職

【有料老人ホーム】介護士が辞めたい5つの理由!その解決策と他の転職施設も紹介!

こちらのコンテンツでは、「有料老人ホームを辞めたい」「有料老人ホームへ転職」を考えている介護士の方に向けて、施設を辞めたいと思う原因と解決策を紹介しています。

また、介護士として続けたい方に、介護転職前に必要な選択方法を紹介し、各施設ごとの仕事内容を掲載しています。

是非、参考にされてください。

 

目次

有料老人ホームを辞めたい7つの理由

有料老人ホーム辞めたい理由7つ

 

① 給料が低い

有料老人ホームは民間が経営しているため平均給与のデータなどはありません。

求人を確認すると、200万〜450万と大きな差が開きます。

これは、お住まいの地域や働く場所によって異なり、特に地方の場合は月給で15万円も行かないという施設も確認できます。

以下に厚生労働省が紹介している施設別の平均給与を1つの目安にして下さい。

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1年目平均給与額 1年目平均年収 全体の平均給与額 全体の年収額
特別養護老人ホーム 312,410円 3,748,920円 350,430円 4,205,160円
介護老人保健施設 301,370円 3,616,440円 338,920円 4,067,040円
訪問介護 272,740円 3,272,880円 306,740円 3,680,880円
介護療養型医療施設 269,830円 3,237,960円 306,420円 3,677,040円
通所リハ(デイケア) 265,360円 3,184,320円 305,660円 3,667,920円
小規模多機能施設 262,640円 3,131,680円 287,980円 3,455,760円
グループホーム 274,680円 3,296,160円 287,770円 3,453,240円
通所介護(デイサービス) 258,000円 3,096,000円 280,600円 3,367,200円

参照:令和2年度介護従事者処遇処遇状況等調査結果

他の施設と比較して離職し他の施設へ転職する方もおられます。

 

② 夜勤がきつい

有料老人ホームでも、「介護型」「在宅型」「健康型」の3つに分かれ中でも介護型では、利用者様の介護度に関係無く入所されます。

そのため、介護度が高い方を16:00〜翌9:00まで長時間1人で対応しなければならいということもあります。

夜勤は生活リズムが乱れるという要素も含まれますが、身体介護による疲れによって辞めたいと思われる方もいます。

 

③ スキルアップが望めない

介護を必要とする方が入所される介護型では、スキルアップも望めるかもしれません。

しかし、在宅型や健康型有料老人ホームでは、介護をさほど必要としない方が入所されるためスキルアップは望めません。

介護経験が長くなればこの悩み・不安は大きくなり、他の施設を経験したいと思いから転職される方もおられます。

 

④ 介助中に怪我をした

老人ホームだからといって簡単に考えて入職されるスタッフもおられますが、実際に重労働という施設もあります。

例えば、特養や老健など介護度の高い方の身体介護(トランスファー)など1人で出来ない場合、男性もしくは他スタッフと協力して介助を行うことができます。

しかし、有料老人ホームでは夜勤などで1人で対応しなければならないため、そこで転倒などの事故や自ら怪我をするということもあり、そこで辞めたいと感じる方も少なくありません。

 

⑤ サービス残業

一部の有料老人ホームではマンパワー不足によって業務改善ができな施設もあります。

これは、夕方の食事介助から夜勤帯の業務に引き継がなくてはならない所、入居者様の食事介助などに遅れが生じてしまいます。

そこで、毎日のように繰り返されるサービス残業によって嫌気がさし辞めるという選択をされる方もおられます。

 

⑥ 人間関係の悪化

有料老人ホームだけとなると、個々に動く業務が多いため、人間関係が悪化するということは少ない傾向です。

しかし、デイサービスと併設している施設では、注意が必要です。

連携して業務を行うデイサービスでは人間関係が悪化しがちです。

そこで、有料老人ホームとデイサービスを掛け持ちして業務につく場合、「デイサービスを手伝って欲しいのに」などと心ない声がある場合があります。

そこで、辞めたいと思う介護士もおられます。

 

⑦ 家庭環境の変化

民間の有料老人ホームでは、福利厚生が整っていない場合も多く、結婚・出産・育児・家族の転勤など家庭に合わせるため離職される方もおられます。

また、家庭環境に合わせやすい派遣社員として働く方もいます。

 

有料老人ホームを辞めたい前の解決策

・辞めることを悩んでいる時

① 業務内容を改善できそうなことから始める

仕事が他の人と比べて遅れているなど、個々の力で改善できそうな場合はスキルアップが必要です。

1度仕事内容を見つめ直し、改善できるポイントを整理することが大切になります。

 

② 断れる業務は無いか判断する

施設側も個人に無理な業務を押し付けている可能性もあります。

初めに断るということが大切です。

例えば、デイサービスなどを兼務している場合、全てを行うことで負担が生じている場合は断ることが大切です。

断ることで、余計な業務を増やさず負担を軽減することに繋げることもできます。

 

③ 上司やアドバイザーに相談

転職前あるいは転職先で上述した悩みを1人で解決できない場合は、上司やアドバイザーに相談することも大切です。

上司に相談するメリットは業務内容そのものを改善してもらえたり、負担が個人に偏らないようにしてくれる可能性もあります。

転職企業のアドバイザーに無料で相談することもできます。

アドバイザーは転職を進めるだけではなく、施設内の悩みも相談に乗ってくれ転職前後に具体的な解決策もアドバイスとしてもらうことができます。

 

・辞めると決めた時

※退職前に転職先を決めてから退職することをおすすめします。

① 退職時期と方法を検討する

【退職時期】

何年の何月何日に退職すべきか考えます。

・引き継ぎできるか

・賞与をもらってから退職するか

・退職金が出る時期に退職するか

・有給の残りを全て使ってから退職するか

 

【退職方法】

・上司に報告し退職届を提出する

・周囲に報告する

 

② 転職活動を始める

以下に特養は辞めたいけど介護は続けたいという方へ、転職活動の方法を紹介しています。

是非、コチラもご覧ください。

 

③ 退職する

退職するとなると上司や周囲に報告しなければなりません。なかなか自分から踏み出せない、相手にしてもらえないブラック施設も存在します。

このような方は退職代行をご利用ください。

退職代行について詳しくはコチラ

 

 

介護職を辞めた理由

介護業界全体で介護職を辞めた理由です。厚生労働省が調査し発表した結果も記載しております。

1位:職場の人間関係に問題があったため  20%

2位:結婚・出産・妊娠・育児のため  18.3%

3位:法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため  17.8%

4位:他に良い仕事・職場があったため 16.3%

5位:自分の将来の見込みが立たなかったため 15.6%

6位:収入が少なかったため 15%

7位:新しい資格を取ったから 11.5%

参照:厚生労働省

 

特養を辞めて介護の仕事を続けたい方へ

介護の仕事は続けたい方は下表をご覧ください。介護士が活躍している施設一覧を目的別にまとめています。

是非、参考にされてください。

 

・特養からおすすめの転職先

◎=とても良い ◯=まあまあ良い △=きつい

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①高給与 ②短時間勤務 ③身体の負担 ④人間関係 ⑤やりがい
特養
老健
訪問介護
デイケア
デイサービス
グループホーム
有料老人ホーム
サ高住

 

 

・介護士が活躍する各施設の特徴

以下のコンテンツに詳しい施設の特徴をまとめています。以下も是非参考にされてください。

詳しくはコチラ

 

 

・【都道府県】介護転職会社

以下は各都道府県ごとに求人数が多い介護の転職会社です。求人数をランキング形式まとめていますので、コチラもご活用ください。

右にスクロールできます>>>>>

 

 

まとめ

有料老人ホームで働くデメリットは地方では給与が安いということです。

給与によって生活水準を上げたいまたは維持したいという方の転職はおすすめできません。

一方、メリットとしては、働く場所や施設によって給与や楽に働けるという点です。

もっと有料老人ホームについて詳しく知りたい方は以下をご参照ください。

 

詳しくはコチラ

 

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