リハと介護の転職

【サ高住】介護士が辞めたいと思う5つの理由!その解決策と他の転職施設も紹介!

こちらのコンテンツでは、「サ高住を辞めたい」「サ高住へ転職」を考えている介護士の方に向けて、サ高住を辞めたいと思う原因と解決策を紹介しています。

また、介護士として続けたい方に、介護転職前に必要な選択方法を紹介し、各施設ごとの仕事内容を掲載しています。

是非、参考にされてください。

 

目次

サ高住を辞めたい5つの理由

 

 

① 給与が低い

民間が運営するサ高住のデータは存在しませんが、求人票から見るとサ高住の平均月収は15〜20万程度です。

年収に換算しても200万〜270万になります。

【東京都求人例】

 

参照:介護ワーカー

【他施設の平均年収】

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1年目平均給与額 1年目平均年収 全体の平均給与額 全体の年収額
特別養護老人ホーム 312,410円 3,748,920円 350,430円 4,205,160円
介護老人保健施設 301,370円 3,616,440円 338,920円 4,067,040円
訪問介護 272,740円 3,272,880円 306,740円 3,680,880円
介護療養型医療施設 269,830円 3,237,960円 306,420円 3,677,040円
通所リハ(デイケア) 265,360円 3,184,320円 305,660円 3,667,920円
小規模多機能施設 262,640円 3,131,680円 287,980円 3,455,760円
グループホーム 274,680円 3,296,160円 287,770円 3,453,240円
通所介護(デイサービス) 258,000円 3,096,000円 280,600円 3,367,200円

参照:令和2年度介護従事者処遇処遇状況等調査結果

 

上記の他施設と比較しても安いという施設が数多く存在します。

 

② 訪問介護業務が多すぎる

サ高住の介護サービスは、安否確認相談業務です。

そのため、サ高住で働く介護士は入居者の訪問介護として業務に就くことが多くなります。

しかし、訪問介護として入るのであれば、サ高住より訪問介護事業所で働いた方が給与も高いため、辞めたいと思う方もおられます。

 

③ 他施設の業務もある

前述した訪問介護業務とともに、サ高住ではデイサービスを併設している場合も多いため、「サ高住の業務」「訪問介護業務」「デイサービスの業務」を兼務されているという方もおられます。

介護業界としてこのような業務は行ってはいけません。例えば、サ高住で訪問介護に就いている時には、訪問介護業務だけに従事しなければなりません。

しかし、併設している事業所が多い場合は他の業務も受け持ってしまうという方もおられます。

その忙しさがある上で辞めたいと感じる方もおられます。

 

④ 夜勤がつらい

サ高住で夜勤を行う場合は2交代制を採用している施設も多く、おおよその時間は16:00〜翌09:00までです。

夜勤業務自体は身体的な介護を要する方は少ないのですが、夜勤を行ったとしても給与は低いことが多いため、やはり給与が高い施設への転職も考えてしまいがちになります。

また、安否確認と相談業務は必ず行わねばなりませんが、訪問介護も利用している事業所の場合、排泄介助や服薬介助、ナースコールの対応などを行う場合も多いため、そこでも辞めたいと感じる方もおられます。

 

⑤ 介護の仕事とはかけ離れている

例えば、特養で働く場合「食事介助・入浴介助・排泄介助」などに携わることが多いため、そこでスキルアップをされる方も多くおられます。

しかし、サ高住では、身体介護は少なく生活介護を中心として従事することが多いため、理想としている介護とはかけ離れてしまうこともあります。

このスキルアップをしたいという方にとっては理想とかけ離れていることにより辞めたいと思う1つの要因にもなります。

 

サ高住を辞めたい前の解決策

・辞めることを悩んでいる時

① 業務内容を改善できそうなことから始める

仕事が他の人と比べて遅れているなど、個々の力で改善できそうな場合はスキルアップが必要です。

1度仕事内容を見つめ直し、改善できるポイントを整理することが大切になります。

 

② 断れる業務は無いか判断する

施設側も個人に無理な業務を押し付けている可能性もあります。

初めに断るということが大切です。

例えば、訪問介護やデイサービスなどを兼務している場合、全てを行うことで負担が生じている場合は断ることが大切です。

断ることで、余計な業務を増やさず負担を軽減することに繋げることもできます。

 

③ 上司やアドバイザーに相談

転職前あるいは転職先で上述した悩みを1人で解決できない場合は、上司やアドバイザーに相談することも大切です。

上司に相談するメリットは業務内容そのものを改善してもらえたり、負担が個人に偏らないようにしてくれる可能性もあります。

転職企業のアドバイザーに無料で相談することもできます。

アドバイザーは転職を進めるだけではなく、施設内の悩みも相談に乗ってくれ転職前後に具体的な解決策もアドバイスとしてもらうことができます。

 

・辞めると決めた時

※退職前に転職先を決めてから退職することをおすすめします。

① 退職時期と方法を検討する

【退職時期】

何年の何月何日に退職すべきか考えます。

・引き継ぎできるか

・賞与をもらってから退職するか

・退職金が出る時期に退職するか

・有給の残りを全て使ってから退職するか

 

【退職方法】

・上司に報告し退職届を提出する

・周囲に報告する

 

② 転職活動を始める

以下に特養は辞めたいけど介護は続けたいという方へ、転職活動の方法を紹介しています。

是非、コチラもご覧ください。

 

③ 退職する

退職するとなると上司や周囲に報告しなければなりません。なかなか自分から踏み出せない、相手にしてもらえないブラック施設も存在します。

このような方は退職代行をご利用ください。

退職代行について詳しくはコチラ

 

 

介護職を辞めた理由

介護業界全体で介護職を辞めた理由です。厚生労働省が調査し発表した結果も記載しております。

1位:職場の人間関係に問題があったため  20%

2位:結婚・出産・妊娠・育児のため  18.3%

3位:法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため  17.8%

4位:他に良い仕事・職場があったため 16.3%

5位:自分の将来の見込みが立たなかったため 15.6%

6位:収入が少なかったため 15%

7位:新しい資格を取ったから 11.5%

参照:厚生労働省

 

特養を辞めて介護の仕事を続けたい方へ

介護の仕事は続けたい方は下表をご覧ください。介護士が活躍している施設一覧を目的別にまとめています。

是非、参考にされてください。

 

・特養からおすすめの転職先

◎=とても良い ◯=まあまあ良い △=きつい

右にスクロールできます→

①高給与 ②短時間勤務 ③身体の負担 ④人間関係 ⑤やりがい
特養
老健
訪問介護
デイケア
デイサービス
グループホーム
有料老人ホーム
サ高住

 

 

・介護士が活躍する各施設の特徴

以下のコンテンツに詳しい施設の特徴をまとめています。以下も是非参考にされてください。

詳しくはコチラ

 

 

・【都道府県】介護転職会社

以下は各都道府県ごとに求人数が多い介護の転職会社です。求人数をランキング形式まとめていますので、コチラもご活用ください。

右にスクロールできます>>>>>

 

 

まとめ

サ高住で働くデメリットは給与が安いということです。

給与によって生活水準を上げたいまたは維持したいという方の転職はおすすめできません。

一方、メリットとしては、身体介護が少ないということから体への負担を軽減し人間関係にも悩まない施設です。

もっとサ高住について詳しく知りたい方は以下をご参照ください。

サ高住の仕事内容

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