リハと介護の転職

【グループホーム】介護士が辞めたいと思う6つの理由!解決策と他の転職施設も紹介

こちらのコンテンツでは、グループホームを辞めたいと考えている方やグループホームへ転職を考えている方に向けて、辞めたい理由と解決策を紹介しています。

介護転職前に必要な選択方法を紹介し、各施設ごとの仕事内容を掲載しています。

是非、参考にされてください。

 

目次

グループホームを辞めたいと思う6つの理由

 

 

① 人間関係が悪化した

グループホームでは、9人の利用者様が入所し4〜6人程度の介護職員で身体介護や生活介護を行います。

常に同じ空間にいるため、入居者様だけでなく職員の行動も常に見られており、関わることも多くなるため、コミュニケーションが苦手という方は人間関係も悪化しやすい傾向です。

しかし、コミュニケーションが苦手であっても、職場環境の良い施設では相手のことを理解して接してくれる介護士もいるため、徐々にその空間へ溶け込むこともできます。

 

② 給与が低い

以下の表は介護職員全体の平均給与です。デイサービスの次に安いということが特徴になります。

特に介護初心者として入職し、介護業界のことをある程度、認知すると、他の施設と比較してしまいます。

同じような業務を行っているのに給与が安いということをきっかけとして離職される方もおられます。

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1年目平均給与額 1年目平均年収 全体の平均給与額 全体の年収額
特別養護老人ホーム 312,410円 3,748,920円 350,430円 4,205,160円
介護老人保健施設 301,370円 3,616,440円 338,920円 4,067,040円
訪問介護 272,740円 3,272,880円 306,740円 3,680,880円
介護療養型医療施設 269,830円 3,237,960円 306,420円 3,677,040円
通所リハ(デイケア) 265,360円 3,184,320円 305,660円 3,667,920円
小規模多機能施設 262,640円 3,131,680円 287,980円 3,455,760円
グループホーム 274,680円 3,296,160円 287,770円 3,453,240円
通所介護(デイサービス) 258,000円 3,096,000円 280,600円 3,367,200円

参照:令和2年度介護従事者処遇処遇状況等調査結果

 

③ 生活介護は苦手

中には調理師を雇用している施設も存在しますが、介護士も調理業務を取り入れている施設が多いということが現状です。

この調理業務は、朝・昼・晩の食材を購入し調理するまで行わねばなりません。

また、家庭を持つ方の場合、帰宅してからも調理しなければいけないという方もおられ、苦手な方にとってはとても苦痛に感じてしまう業務になってしまいます。

そこで、ストレスを感じ離職してしまう方もおられます。

 

④ 活動が少ない

デイケアやデイサービスと比較して活動の少なさがあげられます。

レクリエーションを取り入れている施設もありますが、他施設と比較して活動量は少ない傾向です。

この活動量の少なさから、1日の時間が長く感じるという方も多く仕事のモチベーションが続かずに離職を検討される方もおられます。

 

⑤ 夜勤がつらい

グループホームの夜勤では、2交代制を採用している施設も多く、おおよそ16:00〜翌日9:00までの勤務になります。

また、入居者様は9人ですがそれぞれ身体介護をメインにしている方も多い

1人で夜勤を行うため助けを求めることはできません。

 

⑥ 資格を取得した

例えば、長年勤めていて、ケアマネージャーの資格を取得した方もおられます。介護福祉士とケアマネージャーの給与は全く異なります。

そこで、ケアマネージャーとして働くために転職される方もおられます。

 

グループホームを辞めたい前の解決策

・辞めることを悩んでいる時

① 業務内容を改善できそうなことから始める

仕事が他の人と比べて遅れているなど、個々の力で改善できそうな場合はスキルアップが必要です。

1度仕事内容を見つめ直し、改善できるポイントを整理することが大切になります。

 

② 断れる業務は無いか判断する

施設側も個人に無理な業務を押し付けている可能性もあります。

初めに断るということが大切です。

例えば、ご自分の能力と合わないトランスファーなどを行わねばならない時や施設イベントが多すぎて残業が増えて来た場合、断ることが大切になります。

断ることで、業務中の怪我も防ぐことができることや余計な業務を増やさず負担を軽減することに繋げることもできます。

 

③ 上司やアドバイザーに相談

上述した悩みを1人で解決できない場合は、上司やアドバイザーに相談することも大切です。

上司に相談するメリットは業務内容そのものを改善してもらえたり、負担が個人に偏らないようにしてくれる可能性もあります。

転職企業のアドバイザーに無料で相談することもできます。

アドバイザーは転職を進めるだけではなく、施設内の悩みも相談に乗ってくれ具体的な解決策もアドバイスとしてもらうことができます。

 

・辞めると決めた時

※退職前に転職先を決めてから退職することをおすすめします。

① 退職時期と方法を検討する

【退職時期】

何年の何月何日に退職すべきか考えます。

・引き継ぎできるか

・賞与をもらってから退職するか

・退職金が出る時期に退職するか

・有給の残りを全て使ってから退職するか

 

【退職方法】

・上司に報告し退職届を提出する

・周囲に報告する

 

② 転職活動を始める

以下に特養は辞めたいけど介護は続けたいという方へ、転職活動の方法を紹介しています。

是非、コチラもご覧ください。

 

③ 退職する

退職するとなると上司や周囲に報告しなければなりません。なかなか自分から踏み出せない、相手にしてもらえないブラック施設も存在します。

このような方は退職代行をご利用ください。

退職代行について詳しくはコチラ

 

 

介護職を辞めた理由

介護業界全体で介護職を辞めた理由です。厚生労働省が調査し発表した結果も記載しております。

1位:職場の人間関係に問題があったため  20%

2位:結婚・出産・妊娠・育児のため  18.3%

3位:法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため  17.8%

4位:他に良い仕事・職場があったため 16.3%

5位:自分の将来の見込みが立たなかったため 15.6%

6位:収入が少なかったため 15%

7位:新しい資格を取ったから 11.5%

参照:厚生労働省

 

グループホームを辞めて介護の仕事を続けたい方へ

介護の仕事は続けたい方は下表をご覧ください。介護士が活躍している施設一覧を目的別にまとめています。

是非、参考にされてください。

 

・グループホームからおすすめの転職先

◎=とても良い ◯=まあまあ良い △=きつい

右にスクロールできます→

①高給与 ②短時間勤務 ③身体の負担 ④人間関係 ⑤やりがい
特養
老健
訪問介護
デイケア
デイサービス
グループホーム
有料老人ホーム
サ高住

 

 

・介護士が活躍する各施設の特徴

以下のコンテンツに詳しい施設の特徴をまとめています。以下も是非参考にされてください。

詳しくはコチラ

 

 

・【都道府県】介護転職会社

以下は各都道府県ごとに求人数が多い介護の転職会社です。求人数をランキング形式まとめていますので、コチラもご活用ください。

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まとめ

グループホームを辞めたいと思う大きな理由は、人間関係です。

しかし、人間関係に今まで悩みはなかったという方にはグループホームは向いているかもしれません。

上述した内容を参考にグループホームに転職すべきか辞めるべきか考えてもらえたら幸いです。

 

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